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1月

充実した教育体制があるところを選ぶ

常に人材不足に悩まされている介護業界では、介護職の需要が高く未経験の求人募集も多く実施されているのが現状である。
介護業界は、2000年の介護保険制度が実施され、民間企業においての介護業務が認められたことから、規模が拡大した比較的新しい業界であることを知っておこう。

介護職の仕事は、介護を必要とする高齢者の身体介助や生活援助を行なうのが仕事で、仕事の内容によっては無資格者でも働くことができる。
働きながら資格が取得でき、介護福祉士などの国家資格やケアマネージャーの資格を取得すれば、専門分野においてのステップアップも目指すことができる。

介護職の活躍の場は、特別養護老人ホームなどの入所型の施設や通所施設のデイサービス、利用者の自宅などさまざまだ。働き方には、正社員や契約社員をはじめ、派遣社員やパート、アルバイトがある。
これから介護職への転職を考えている場合には、自分がやりたい仕事ができるのか、待遇などの条件面が自分の希望に合っているのかはもちろん、働きたいと思っている施設や事業所の現状を知っておくと良い。多くは離職率を低下させるため、待遇面の改善や教育体制の充実化などさまざまな取り組みを行ない、より働きやすい環境づくりに努めている。
そのため、特に未経験の場合には社員教育や研修など人材育成に力を注いでいるところを選ぶのが望ましい。

また、理念や方針が明確化されていて、施設や事業所内でそれが徹底されているかも大切で、それを知るには応募前には一度、職場見学に行ってみるのもひとつの手段である。